こんにちは、「ときめきの書架」です!
今回は、雨川透子先生の『ループ7回目の悪役令嬢は元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』6巻をじっくり語っていきます。
リーシェがついにアルノルト殿下への恋心を自覚! さらに、婚前旅行(!?)や海賊事件、命がけの救出劇が繰り広げられ、物語はますます盛り上がります。
アルノルトの甘い言葉に胸がときめきすぎて、何度も読み返したくなること間違いなし!
それでは、さっそく内容を振り返っていきましょう。
◆ 婚前旅行? 2人が向かった運河の街・ベゼトリア
ウェディングドレスを仕立てるため、リーシェはガルクハイン最大の運河の街・ベゼトリアへ滞在したいと申し出ます。すると、アルノルトは当然のように「俺も同行する」と。婚前旅行として2人はベゼトリアへ向かうことに。
実は、アルノルトにもこの街へ向かう理由がありましたーーそれは、海賊による人攫い事件。
途中の航路で出会ったのは、なんと6度目の騎士人生でリーシェを庇い命を落とした天才騎士ヨエル先輩!
◆ 「お前以外の美しいものを、俺は知らない」
事件を調べるため、リーシェは囮役を買って出ることに。夜会へ潜入する際、彼女は「リゼ」と名乗り、従者としてアルノルトも同行します。
夜会は終わり、アルノルトはリーシェを連れて運河の街を案内。水面に浮かぶランタンの灯りが幻想的に揺れる中、彼が静かに囁いた言葉ーー
「・・・お前以外の美しいものを、俺は知らない」
ーーこんなの、ときめかないわけがないじゃないか!!
真剣でまっすぐな彼の言葉に、リーシェだけでなく読者の心も一瞬で射抜かれました。
夜の運河、揺れるランタンの灯り、そしてアルノルト……最高でした!
◆ 命がけで守る愛|アルノルトの傷と、リーシェの決意
しかし、その美しい時間は突然の火の手によって遮られます。
リーシェは燃え上がる船へ飛び乗り、人々を助けようとします。そこで殺気立つ男から女性を守ろうと防御姿勢をとったリーシェは誰かに強く抱き寄せられます。それはアルノルトでした。
彼は冷静に状況を収めながらも、リーシェを守るために実は側腹部に傷を負っていたのです。
そして、部屋に戻った後、アルノルトはリーシェにこう告げます。
「お前に、あれほど怯えた顔をさせるつもりはなかった」
彼の深い愛情が感じられるこのシーンに、心がギュッと締めつけられました。
そんな彼に対し、リーシェもまた
「その次の人生も、アルノルト殿下のお嫁さんになりたいです・・・」
と告白します。”次の人生”でも、アルノルトを選びたいーー
何度生まれ変わっても彼の隣にいたい、という想いが伝わるこの言葉に涙が溢れました。
◆ 運命の人と共に
その後、ヨエルと共に海賊船に潜入し、監禁された女性たちを救おうとするリーシェ。しかし、次々と襲いかかる敵に追い詰められたその時ーー
ガルクハイン国旗を掲げた船が現れ、甲板から降り立ったのはアルノルト殿下でした!
この登場シーンがまたかっこよすぎて鳥肌ものです。
最終的に、女性たちは無事救出され、事件は解決します。
そして、ウェディングドレスを試着したリーシェに、アルノルトは再び伝えます。
「お前は俺にとって唯一の、美しいものだ」
もはや溺愛どころの話じゃない!!
この甘さ、破壊力が強すぎませんか!?
そんなアルノルトに、リーシェはついにこう告げます。
「あなたのお父君に、会わせてください」
ついに、リーシェがアルノルト殿下の花嫁になるために動き出す瞬間でした。
◆ 6巻のときめきポイント
✔ アルノルトの「美しいのはお前だけ」発言に心臓が持たない!
✔ 命がけで守るアルノルトがかっこよすぎる!!
✔ リーシェの決意「次の人生でもお嫁さんになりたい」に涙
✔ 海賊編のスリルと甘さのバランスが絶妙!
✔ ラストの「現皇帝に会わせてください」で、いよいよアルノルトの未来へ向けた本格的な展開へ!
◆ まとめ|6巻は甘さもドラマも最高の一冊!
6巻は、アルノルトとリーシェの恋が本格的に進展し、彼の溺愛が極まる巻でした!
ロマンチックなシーンにときめきつつも、海賊事件のスリルもあり、物語としての面白さも満載。
特に、「お前以外の美しいものを知らない」「唯一の美しいものだ」というアルノルトの言葉は、読者の心に深く刻まれる名セリフだったと思います。
次巻では、リーシェとアルノルトの父・現皇帝と対面できるのでしょうか…
2人の未来がどうなるのか、今から待ちきれません!
あなたは6巻のどのシーンにときめきましたか?
それでは、次のときめきを求めて、またお会いしましょう♪